職種別ガイド|経理・総務
経理・総務のClaude Code活用と研修ガイド

月末月初だけ残業が膨らむ。その正体は、判断の要らない転記と突き合わせです。Claude CodeはAnthropic社のAIエージェント。日本語で指示すると、ファイルの読み書きを含む一連の作業を実行します。このページでは、経理・総務の業務でClaude Codeに任せられることと、12時間の研修で「請求書処理と月次集計が自動で回る状態」まで作る進め方を整理します。
Claude Codeでは、経理・総務が扱うPDF・Excel・CSV・文書を作業用フォルダに集め、原本を残したまま読み取り・整形・保存までを一続きにします。画面上の回答で終わらず、次回も同じ手順で処理できる指示ファイルと出力フォルダを残す設計です。
経理・総務の業務で任せられること
ポイントは、判断を人間に残し、「集める・読み取る・突き合わせる・整形する」といった作業をAIに渡すことです。経理・総務では次のような業務が対象になります。
| 対象業務 | 任せる内容 | Claude Codeでの実装 |
|---|---|---|
| 請求書・領収書の整理と一覧化 | フォルダ内のPDFをまとめて読み取り、日付・取引先・金額の一覧表を作成。ファイル名の統一リネームまで実行 | 対象ファイルの種類と抽出項目を指示に固定し、結果を一覧へ別保存 |
| 月次の売上・経費集計 | 複数のExcel・CSVを横断して集計し、前月比つきのレポートに整形 | 複数ファイルを一括処理し、件数・合計・差分を確認用レポートへ出力 |
| 入金消込の下ごしらえ | 入金明細と請求一覧を突き合わせ、不一致の項目だけを人間の確認用に抽出 | 入金日・金額・振込名義・請求番号で照合し、不一致理由を確認待ち一覧へ分離 |
| 支払い予定表の作成 | 受領した請求書から支払日順の予定表を毎月同じ形式で生成 | 支払先・支払期日・請求番号・金額を抽出し、期日順に整形 |
| 社内規程・経理マニュアルの改定案 | 改定方針を伝えると関連ファイルを横断して修正案を作成 | 命名規則・必須項目・保存先を固定し、抜け漏れを一覧化 |
| 監査・税理士対応の資料準備 | 指定フォーマットへの転記や証憑リストの下ごしらえ | 成果物と処理記録を同じフォルダに残し、次回の再実行手順まで保存 |
金額・振込先に関わる出力は、必ず人間が原本と突き合わせてから使うことが鉄則です。
Claude Codeで実装する流れ
- 経理・総務の対象ファイルを複製し、入力用・出力用・確認待ちの3フォルダに分ける
- 読み取る列、変更してよい範囲、保存形式を指示ファイルに固定する
- 少量のファイルで試し、原本との差分と件数・金額・固有名詞を人が確認する
- 確認済みの手順だけを定例業務として再実行し、例外は確認待ちへ分ける
成果物は、処理後のファイルだけではありません。入力フォルダ、再利用できる指示、確認項目、出力先を一式にし、担当者が替わっても同じ順序で回せる状態を作ります。
研修ではこう進めます
当社の研修は12時間(3時間×4回)で、講義ではなく御社の実データを使った演習が中心です。経理・総務の方が受講する場合の進め方の例です。
- 御社の実際の請求書PDF(マスキング可)で一覧化を実行
- 毎月同じ品質で回るよう指示文を定型化
- 金額の桁・取引先名など人間が確認する基準を1枚の手順書に
研修後には「自動化された実業務1つ+毎回同じ品質で回すための運用手順書」が残ります。カリキュラム全体は研修トップページをご覧ください。
経理・総務で研修効果を測るKPIを決める方法も、受講前に確認しておくと業務の優先順位を整理しやすくなります。
導入の前提(契約と安全設定)
会社で使う場合は、入力データを学習に使わない設定にできる法人向けプランの利用が前提です。プランの選び方と設定手順はClaudeの法人契約ガイドにまとめています。あわせて、顧客情報・個人情報の入力ルール(入力禁止/マスキング後のみ入力可/そのまま入力可の3区分)を研修の第1回で御社向けに作ります。
よくあるご質問(経理・総務)
会計ソフトを入れ替える必要はありますか?
ありません。いまお使いの会計ソフトはそのままに、その手前の「集める・読み取る・突き合わせる・整形する」の部分を自動化する使い方が中心です。
プログラミングの知識がなくても使えますか?
はい。Claude CodeはAnthropic社のAIエージェント。日本語で指示すると、ファイルの読み書きを含む一連の作業を実行します。研修の題材も経理・総務の日常業務そのものなので、コードを書く技術ではなく「仕事の指示の出し方」を身につける内容です。
この研修は助成金の対象になりますか?
候補制度は人材開発支援助成金「事業展開等リスキリング支援コース」ですが、対象経費・対象時間・支給可否は訓練内容と受講者を含めて労働局が個別審査します。通常の事業活動や実際の業務成果物の作成などは対象外となる場合があり、対象外時間を除いて10時間以上必要です。支給保証はありません。無料診断では申請前の確認項目と日程を整理します。
経理・総務のどの業務から任せるか、45分で診断
無料AI業務診断では、経理・総務の業務の棚卸しから「AIに任せられる候補3つ」と効果の見込み、助成金のスケジュールを整理してお渡しします。オンラインで全国対応です。
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