情シス・統制
Claude Code管理者研修情シスが学ぶ設定と運用

先に結論です。管理者が学ぶべきは操作ではなく、「誰が何を設定し、誰がそれを検証し、外れたときに誰が戻すか」の決定です。設定は端末へ配布できますが、責任は配布できません。
| この記事の対象者 | 情報システム部門、セキュリティ担当、IT管理者、Claude組織のOwner、全社展開を任されたDX推進責任者 |
|---|---|
| 判断期限 | 管理設定の配布方式と権限方針は利用者研修の日程を決める前。設定が未定のまま研修すると、演習環境と本番環境で挙動が変わります |
| 必要資料 | 現在の契約経路(Team/Enterprise/Console API/各クラウド)、端末管理の方式(MDMの有無)、プロキシとファイアウォールの方針、情報管理規程、入退社の手続き一覧 |
| この記事の成果物 | 契約経路別の管理範囲比較表、管理設定の配布経路と優先順位表、許可判断の基準表、受入テスト項目、退職・異動時の手順一覧 |
| 見送り条件 | 契約主体が個人名義のまま、端末管理の仕組みがない、Ownerを誰にするか決まっていない。この場合は利用者研修より先に契約と端末管理の整理が必要です |
利用者研修と管理者研修を分ける理由
Claude Codeの導入相談では、「まず現場に使わせてから統制を考える」という順序をよく聞きます。この順序は、あとで戻せない部分があります。個人のアカウントで業務ファイルを扱った履歴と、そこで作られた手順は、あとから会社のものに付け替えられないからです。
分けるべき理由は、扱う対象が違うことにあります。利用者研修が扱うのは業務の渡し方で、管理者研修が扱うのは権限の渡し方です。前者は業務部門の判断、後者は情シスの判断です。同じ場で教えると、どちらの決定も曖昧になります。
先に申し上げると、当社の12時間研修は非エンジニアの実務自動化を対象としており、情シス単独向けの管理者コースを標準商品として提供していません。本記事は、その前提で「情シスが自社で決めるべき項目」を公開しているものです。研修の枠内では、第1回で入力してよい情報・いけない情報の社内ルールを一緒に作るところまでを扱います。リスク一般と社内ルールの作り方はClaude Codeを会社で使っていい?セキュリティと社内ルールの作り方、契約プランの違いはClaudeの法人契約ガイドが主担当です。
契約・提供経路ごとの管理範囲
Claude Codeは複数の経路でClaudeへ接続します。Anthropicの公式「Set up Claude Code for your organization」(2026年8月20日確認)は、この選択が課金、認証、引き継ぐコンプライアンス体制、利用できる機能に影響すると説明しています。
| 提供経路 | 公式が示す選ぶ理由 | 管理設定の配布 | 利用状況の把握 |
|---|---|---|---|
| Claude for Teams / Enterprise | Claude Codeとclaude.aiを1つの座席契約にまとめ、自前の基盤を持たない。公式の既定の推奨 | claude.ai管理コンソールからのサーバー管理設定が使える | claude.ai/analytics/claude-code の管理画面。利用状況・コントリビューション指標・リーダーボード・CSV書き出し |
| Claude Console(API) | API中心の利用、従量課金にしたい場合 | ファイル/plist/レジストリによる配布を併用する | platform.claude.com/claude-code の管理画面。利用状況と支出の把握 |
| Amazon Bedrock | 既存のAWS側のコンプライアンス統制と課金を引き継ぎたい | 同上。claude.aiのサーバー配布は別途ゲートウェイ運用が必要 | OpenTelemetryによる出力と、AWS側の費用管理 |
| Google Cloud のエージェント基盤 | 既存のGCP側の統制と課金を引き継ぎたい | 同上 | 同上(GCP Billing) |
| Microsoft Foundry | 既存のAzure側の統制と課金を引き継ぎたい | 同上 | 同上(Azure Cost Management) |
同ページには重要な注意があります。一部の機能はclaude.aiのアカウントを必要とし、Console APIキーやクラウド事業者の資格情報だけでは利用できないという点です。公式はその例として、Web版のClaude Code、Routines、Code Review、Remote Control、Chrome拡張を挙げています。クラウド経由で契約したあとに「この機能が使えない」と分かると、経路の変更は簡単ではありません。使う予定の機能を先に列挙してから経路を選んでください。
管理設定の配布方法と優先順位
組織の方針は「managed settings(管理設定)」として端末へ配布します。公式は配布経路を4つ挙げ、優先順位の高いものから順に確認し、空でない設定を返した最初のものを適用すると説明しています(一部のロックキーと env の結合には例外あり)。
| 経路 | 配布元 | 優先順位 | 情シスの判断材料 |
|---|---|---|---|
| サーバー管理設定 | claude.ai管理コンソール(Teams/Enterpriseプランが必要) | 最高 | 認証時に届き、稼働中のセッションでは1時間ごとに更新される。配布用のサーバーを自社で持たなくてよい |
| plist/レジストリポリシー | macOSは com.anthropic.claudecode、Windowsは HKLM\SOFTWARE\Policies\ClaudeCode | 高 | どの提供経路でも使える。書き込みに管理者権限が必要なため改ざんに強い |
| ファイル配置 | macOSは /Library/Application Support/ClaudeCode/、LinuxとWSLは /etc/claude-code/、Windowsは C:\Program Files\ClaudeCode\ | 中 | MDMやAnsibleなど既存の構成管理で配れる |
| Windowsユーザーレジストリ | HKCU\SOFTWARE\Policies\ClaudeCode | 最低 | 昇格なしで書き込めるため、公式も強制の経路ではなく既定値の便宜として扱うよう述べている |
組織で提供経路が混在している場合、公式はclaude.aiユーザー向けにサーバー管理設定を用意し、それ以外のユーザーにもポリシーが届くようファイルまたはplist/レジストリの予備経路を併用することを勧めています。ここを片方だけで済ませると、クラウド経由の利用者に方針が届きません。
行動の指示は設定とは別に扱います。公式「Memory」(2026年8月20日確認)は、組織全体へ適用されるCLAUDE.mdを管理ポリシーの場所へ配置でき、これは個別の設定で除外できないと説明したうえで、技術的な強制は管理設定、振る舞いの指示はCLAUDE.mdという使い分けを表で示しています。ツールやコマンドの禁止は permissions.deny、コード規約やデータの取り扱いの注意はCLAUDE.md、という切り分けです。
権限・サンドボックス・ネットワークの設計
権限の考え方は2層です。公式「Choose a permission mode」(2026年8月20日確認)は、権限モードが「行動の前に確認するかどうか」を決め、Bashのサンドボックスや外側の隔離境界が「その行動が届く範囲」を決める、と整理しています。
| 決めること | 公式資料で確認できる事実 | 社内で決める内容 |
|---|---|---|
| 既定の権限モード | Manualモードは読み取りのみ、acceptEditsは編集と一部のファイル操作、autoは分類器が確認、dontAskは事前承認済みのみ、bypassPermissionsはすべて。開始モードはプランや起動方法で変わる | 業務部門の端末をどのモードで開始させるか。bypassPermissionsを禁止するか |
| 許可・拒否ルール | 管理設定の権限ルールは最優先で、コマンドライン引数を含めどの階層も上書きできない。denyはどの階層のallowにも優先する | 禁止するコマンドとパスの一覧。誰が追加申請を承認するか |
| サンドボックス | OSレベルでファイルシステムとネットワークを隔離し、ドメインの許可一覧を設定できる | 許可する外部ドメイン。sandbox.network.allowManagedDomainsOnly を有効にするか |
| ネットワーク到達先 | 公式はプロキシとファイアウォールで許可すべきホストを一覧で示している(api.anthropic.com、claude.ai、platform.claude.com、registry.npmjs.org ほか) | どのホストを許可するか。プラグイン配布に関わるホストを閉じるか |
| 作業ディレクトリ境界 | Manualモードでは起動したフォルダとその配下にのみ書き込め、親ディレクトリのファイルは明示的な許可なしに変更できない | 業務データをどのフォルダに置き、どこから起動させるか |
ここで見落とされやすい点を1つ挙げます。公式「Set up Claude Code for your organization」は、権限ルールとサンドボックスは別の層を守ると明記しています。WebFetchを拒否してもBashが許可されていれば curl や wget で任意のURLへ到達でき、その隙間はOSレベルのドメイン許可一覧を持つサンドボックスで塞ぐ、という説明です。「Webアクセスを禁止した」と稟議に書く前に、この2層のどちらで塞いだのかを確認してください。稟議書へ書く項目の型はClaude Code研修の稟議書に整理しています。
MCP・プラグイン・Hooksを許可する基準
拡張機能は便利さと引き換えに、送信先と実行されるコードを増やします。判断は技術者の好みではなく、情報の行き先が1つ増えることを受け入れるかどうかで決めます。
| 対象 | 管理設定でできること(公式記載) | 許可してよい条件 |
|---|---|---|
| MCPサーバー | 追加・接続できるサーバーの制限、固定の一覧の配布。allowManagedMcpServersOnly を有効にすると管理設定の許可一覧のみが有効になり、拒否一覧は全ソースから結合される | 送信先の事業者と契約関係があり、送信されるデータの範囲を説明できること |
| プラグインの配布元 | 追加・インストールできるマーケットプレイスの制限、単発で読み込ませるCLIフラグの拒否 | 配布元が社内または既知の取引先であること。未知の配布元は既定で拒否 |
| Hooks | 実行できるHooksの制限、HTTP Hooksの宛先URLの制限 | 実行内容が社内でレビューされ、変更履歴が残ること |
| スキル・エージェント等の持ち込み | strictPluginOnlyCustomization により、ユーザーやプロジェクト由来のスキル・エージェント・Hooks・MCPを遮断し、プラグインまたは管理設定由来だけに限定できる | 社内で教材や手順を配る仕組みが整っていること |
| ログイン方法 | ログイン方法や所属組織を限定できる。制限はターミナル、VS Code拡張、Agent SDKなどに適用される | 個人アカウントの業務利用を禁止する方針が文書化されていること |
あわせて、公式「Security」(2026年8月20日確認)は、初めてのコードベースでの実行と新しいMCPサーバーの利用に信頼確認を求める仕組みがあること、ただし -p フラグによる非対話実行では信頼確認が無効になることを明記しています。自動実行のスクリプトを組む部署がある場合、この差は事前に共有しておく必要があります。
利用分析・コスト・監査ログの確認
「誰がどれだけ使っているか」を見る仕組みは、プランによって置き場所が違います。公式「Analytics」と「Set up Claude Code for your organization」(いずれも2026年8月20日確認)に基づくと、次のようになります。
| 見たいもの | 見る場所 | 確認しておく前提 |
|---|---|---|
| 導入状況(人数・セッション数) | Teams/Enterpriseは claude.ai/analytics/claude-code、Consoleは platform.claude.com/claude-code | 閲覧できるのは管理者とOwner |
| コントリビューション指標 | 同上(GitHub連携が必要) | 公開ベータとして案内されており、Zero Data Retentionを有効にした組織では利用できないと明記されている |
| 利用者ごとのトークン数・費用 | OpenTelemetryによる出力、または組織の分析設定にある支出レポート | 分析ダッシュボードとは別の場所にある |
| 支出の上限 | Teams/Enterpriseは管理設定、Consoleはワークスペースの上限、クラウド経由は各社の予算管理 | 誰が上限を設定し、超過時に誰へ通知するか |
| セッションの操作記録 | OpenTelemetryのイベント出力。監査の要件が強い場合はゲートウェイを挟む方式が案内されている | 保存先と保存期間を情報管理規程に合わせる |
指標の使い方には注意が必要です。公式「Analytics」は、コントリビューション指標について意図的に控えめで、実際の影響を過小評価する数値であると明記しています。関与が高い確度で判断できる行とプルリクエストだけを数えているためです。過小評価すると公式が言っている数字を、そのまま個人の成果として扱うべきではありません。研修の成果を業務側の数字で測る方法はClaude Code研修の効果測定に分けて書いています。
入社・異動・退職・端末交換の手順
統制で最も抜けるのは、初期設定ではなく人が動いたときです。次の5場面について、誰が何をするかを一覧にしてください。
| 場面 | 情シスの作業 | 確認する証拠 |
|---|---|---|
| 入社・利用開始 | 座席の割り当て、管理設定の適用確認、作業フォルダの指定、入力可否ルールの説明 | /status の「Setting sources」に管理設定と配布元が表示されること |
| 異動 | アクセスできるフォルダの変更、部署固有の許可ルールの見直し | 変更前後の権限一覧の差分 |
| 退職 | 座席の停止、端末回収、ローカル履歴の消去、共有フォルダの権限剥奪 | 回収記録と、アカウント停止日時 |
| 端末交換 | 新端末への管理設定の適用、旧端末の初期化 | 新端末での /status の表示 |
| 組織側の設定変更 | 変更内容と理由の記録、影響範囲の周知 | 設定台帳の更新履歴 |
退職時に見落とされるのがローカルに残る記録です。公式「Data usage」(2026年8月20日確認)は、Claude Codeのクライアントがセッションの記録を ~/.claude/projects/ 配下に平文で既定30日間保存し、期間は cleanupPeriodDays で変更できるとしています。あわせて公式「Security」は、APIキーやトークンがmacOSではキーチェーンに、WindowsとLinuxではファイル権限で保護されて保存されると記載しています。端末を回収して初期化するまでが退職手続きだと定義してください。
管理設定の受入テストとロールバック
配布しただけでは、効いているかどうか分かりません。次の受入テストを、全社展開の前に1台で通してください。
| テスト項目 | 手順 | 合格の判定 |
|---|---|---|
| 1. 管理設定が届いているか | 利用者の端末で /status を実行し、Statusタブを見る | 「Setting sources」に「Enterprise managed settings」と配布元(remote/plist/HKLM/HKCU/file のいずれか)が表示される |
| 2. 拒否ルールが効くか | 禁止したコマンドやパスへの操作を実際に試す | 拒否される。利用者側の設定で許可し直せない |
| 3. ネットワークの範囲 | 許可外ドメインへの取得を試す | 遮断される。Bash経由の迂回も塞がれている |
| 4. 拡張の持ち込み | 未承認のMCPサーバーやプラグインの追加を試す | 追加できない、または承認待ちになる |
| 5. 戻し方の確認 | 設定を1つ前の内容へ戻す作業を実際に行う | 誰が、どの手順で、何分で戻せるかが記録に残る |
5番目を省く組織が多いのですが、これが最も重要です。戻せない設定は、本番で試す設定になります。配布経路ごとに戻し方は異なるため、経路を選んだ時点で戻し手順も書いてください。導入全体の工程はClaude Codeの企業導入手順、研修前に小さく試す設計はClaude Code研修のPoC設計で扱っています。
45分診断で管理前提を確認する
当社の45分の無料AI業務診断は、業務部門向けの診断ですが、管理前提が未整備な場合はその是正項目を先にお伝えします。研修日程を先に押さえてしまうと、当日に権限やネットワークで演習が止まるためです。
診断では次の4点を確認します。申込フォームの「いま一番減らしたい業務」欄に、対象業務とあわせてこの4点の現状を書いていただけると、45分を有効に使えます。
- 契約形態:Team/Enterprise/Console API/クラウド経由のどれか。個人名義になっていないか
- 端末管理:MDMなどの構成管理があるか。管理設定を配れるか
- ネットワーク:プロキシやファイアウォールで外部への通信をどう制限しているか
- Ownerの有無:組織の管理者を誰にするか決まっているか
これらが未整備でも診断は受けられます。その場合、研修の見積りより先に「先に整えるべきこと」を一覧にしてお渡しします。適合すると判断できた場合だけ、対象者・日程・演習設計を詰めてお見積りします。診断だけで終えていただいて構いません。社内へ定着させる全体設計はClaude Code社内研修で内製化する方法、教える人を社内に置く設計はClaude Code社内講師の育成、教材側の要件整理はClaude Code研修のカスタマイズをご覧ください。
よくあるご質問
TeamプランとEnterpriseプランで管理者ができることは同じですか?
同じではありません。Anthropicの公式「Set up Claude Code for your organization」(2026年8月20日確認)によると、claude.ai管理コンソールからサーバー管理設定を配布するにはClaude for TeamsまたはEnterpriseのプランが必要です。分析面では、公式「Analytics」がTeams/Enterpriseの管理画面で利用状況・コントリビューション指標・リーダーボード・CSV書き出しを提供すると記載しています。一方でZero Data Retentionは適格なアカウント向けにClaude for Enterpriseで提供され、標準のEnterpriseプランには含まれず、アカウントチームが組織単位で有効化するとされています。自社の契約でどこまで使えるかは、契約前にAnthropicまたは販売元へ確認してください。
利用者が管理設定を上書きできますか?
できません。公式「Permissions」(2026年8月20日確認)は、権限ルールが設定の優先順位に従い管理設定が最上位であること、コマンドライン引数を含めどの階層も管理設定の権限ルールを上書きできないことを明記しています。またdenyはどの階層のallowより優先されます。ただし例外として、セキュリティ上の理由で扱いが異なるキーが一部あること、permissions.allow や deny のような配列設定は各ソースの項目が結合されるため、開発者は管理側の一覧に追加はできても削除はできない、と説明されています。設定を配布したら、実機で確認してください。
MCPサーバーを全社へ一括で配布できますか?
管理設定で制御できます。公式「Set up Claude Code for your organization」(2026年8月20日確認)は、管理設定でMCPサーバーの追加・接続先を制限したり、固定の一覧を配布したりできると記載しています。関連して、管理設定でのみ読み取られる設定として allowManagedMcpServersOnly があり、これを有効にすると管理設定の allowedMcpServers だけが有効になり、deniedMcpServers は全ソースから結合される、と公式「Permissions」に記載があります。どのサーバーを許可するかは技術判断ではなく、送信先が増えることの受容可否という情報管理の判断です。
個人別の利用データを人事評価に使ってよいですか?
当社は推奨していません。公式「Analytics」(2026年8月20日確認)は、コントリビューション指標について、Claude Codeの関与が高い確度で判断できる行とプルリクエストだけを数えるため、意図的に控えめで実際の影響を過小評価する数値であると注記しています。過小評価すると明記された指標を個人の評価に使うと、指標を増やす行動そのものが目的化します。用途は導入状況の把握と、支援が必要な部署の特定に限るのが安全です。評価に使う場合でも、事前に労働組合や従業員代表への説明と、社内規程での明示が必要になります。
退職者が使っていた端末には何が残りますか?
セッションの記録が残ります。公式「Data usage」(2026年8月20日確認)によると、Claude Codeのクライアントはセッションの記録を ~/.claude/projects/ 配下に平文で既定30日間保存し、期間は cleanupPeriodDays で変更できるとされています。したがって、席の返却・端末の初期化・アカウントの停止を、退職手続きのチェック項目として明文化してください。あわせて、認証情報がmacOSではキーチェーンに保存され、WindowsとLinuxではファイル権限で保護されると公式「Security」に記載があるため、端末回収時の消去範囲もこの前提で決めます。
確認した一次情報
製品仕様と制度は変更されます。2026年8月20日に次の公式資料を確認しています。
- Anthropic「Set up Claude Code for your organization」(2026年8月20日確認)/提供経路の選択、管理設定の4配布経路と優先順位、claude.aiアカウントを要する機能、権限とサンドボックスが別の層である旨、
/statusによる確認手順 - Anthropic「Server-managed settings」(2026年8月20日確認)/管理ソース間の設定の扱いと、起動時に失敗させる運用の考え方
- Anthropic「Permissions」(2026年8月20日確認)/管理設定が最優先で上書き不可であること、denyの優先、管理設定でのみ読まれる設定の一覧
- Anthropic「Choose a permission mode」(2026年8月20日確認)/各権限モードで確認なしに実行される範囲と、開始モードの決まり方
- Anthropic「Track team usage with analytics」(2026年8月20日確認)/プラン別の管理画面、指標の内容、コントリビューション指標が公開ベータでZDR有効時は利用できない旨、指標が控えめな見積りである旨
- Anthropic「Enterprise network configuration」(2026年8月20日確認)/プロキシとファイアウォールで許可が必要なホストの一覧
- Anthropic「Data usage」(2026年8月20日確認)/商用条件下でのモデル学習不使用、標準30日の保持期間、ZDRの提供条件、ローカル履歴の保存場所と既定期間
- Anthropic「Security」(2026年8月20日確認)/作業ディレクトリ境界、信頼確認と非対話実行時の扱い、認証情報の保存方法
- Anthropic「Memory」(2026年8月20日確認)/組織全体へ配布するCLAUDE.mdの配置場所と、管理設定との使い分け
- IPA「テキスト生成AIの導入・運用ガイドライン」(2026年8月20日確認)/組織で生成AIを導入する際の検討事項の整理
研修日程より先に、管理前提を確認します
無料AI業務診断(45分・オンライン)では、対象業務の候補3つを整理するのとあわせて、契約形態・端末管理・ネットワーク・Ownerの有無を確認します。管理前提が未整備の場合は、見積りより先に「先に整えるべきこと」を一覧でお渡しします。フォームには、対象業務と現在の契約経路をお書きください。診断だけで終えていただいて構いません。
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